プロフ絵更新

※この記事は画像だらけで重い上に、話題が偽島から離れているので悪しからず。

今回のプロフ絵の全体像はこちら。


一年ぶりの通常プロフ絵更新となる以上、以前とは何か別の雰囲気を出したくなり、折角のジャンル:ロリババァ(他称)なのだから、チャレンジの意味を込めて幼い色気でも出してみよう! と描いたものの……
そうですか、妖艶なのですね。これは方向性を間違えた。いや、技量の問題か。


以下、自己流メイキングなぞ。
以前オキハラさんがやっているのを見て、何となく憧れていた。

一枚絵を描く度に絵柄が変化するようなだむっぷりではあるが、何かの参考に…参考に…どこかなるのだろうか。
題名を変えよう「お絵かきにおけるニコニコ動画視聴がもたらす作業阻害効果の定量的分析考察」



まずはラフ。使用ツールはSAI。以降ずっとSAI。太さ3筆でひたすらにぐりぐり。異様に線が太いのは、全く線が定まらないため。
腕=手などの一番難しい部分は、この段階では細かく描か(け)ない。
所詮はラフだと割り切っていてもちょっとこれは酷い。恥の多い人生でした。
時間:30分



第二ラフ? レイヤを一個増やして、やはり太さ3の筆でラフを上からなぞり…というより参考にしながら線を引いていき、徐々にラインを確定させていく。
ここで少しでもラインをはっきりさせておくことで、線画作成が格段に楽になる。
最大の難関である腕=手は、まだ簡単な右手はここで線をほぼ確定させる。難しい左手は、ここでもまだ怪しい。
最初からこのレベルで線が引けるようになりたいものだ。
時間:30分 ニコニコの、ニコニコ技術部タグの動画視聴含む。



そして線画。全工程で一番面倒くさい。
やはり太さ3(最小サイズ0)の筆で鬼のようにアンドゥを繰り返しながら、それなりに丁寧に線を引いていく。
髪の等、線の滑らかさが重要な場所では、キャンパスを回転させながら引きやすい角度で勢いに任せて引く。
SAIにはペン入れレイヤーというものがあるので、そちらを使えばもっと楽になるのかもしれないが。どうにも使い方が…きちんと練習するか。
時間:60分 ニコニコの「死にたい」動画視聴含む。



いきなり完成しているが、色塗り。各パーツごとにレイヤーで分けてべた塗りした後、基本的に1色だけで色を延々重ねていく。レイヤー数は各パーツで一枚ずつ。今回のキャラクターだと5枚。
色を塗っては、隣の色を拾って薄めていくという作業を延々繰り返す。レイヤー効果(加算や乗算)は使わないで、筆を色々と切り替えながらそれっぽい効果を出そうと頑張る。いや、目だけは使ったか。
ところでこの塗り方はなんと呼ぶのだろう……擬似厚塗りとでも言うのだろうか?
時間:90分



適当な背景。ここはもう、無計画に突っ走る。
面白かったのは背景の格子で、線の不安定さは意図的なものではないということ。
チェック柄テクスチャのペンで、チェック模様を小さく描く→チェック柄の線の部分を領域抽出→チェック模様を消して、領域を塗りつぶし→そのままそのレイヤーを、格子模様が今の絵のサイズになるくらいまで拡大。
するとまぁ、なんというかなかなか変な線が出来上がった。この方法は何かに使えそうだな…。覚えておこう。
時間:30分


これで完成。大体4時間程度。大した線画でもないのに、線画作成に時間がかかるのがなんとも。精進しなくては。