牡蠣オフin広島 & たまコフin大阪 オフレポ (前半)
1/9、1/10、1/11と牡蠣オフin広島と大阪の身内ちっくなオフに参加した。
参加者リストはこちら。
(とある従者の情報端末 様)
以下にオフレポを。
※例によって「」内のセリフは発言者を特定しませんし、発言も定かではありません。
※写真がそれなりの分量ありますので携帯等で閲覧される場合は注意してください。
※長いです。
1/9 5:58 横浜某所
偽島オフの朝は早い―――
起床そのものはもっと早い4:30。
新幹線の発券をエスト(250)さんにお願いしてあるので、絶対に遅刻してはならないのだ。
というよりも、この時間でもオフの集合時間30分前に到着する程度の余裕しかない。
オフとは言え横浜→広島の距離を考えると……完全に旅行と呼んでも差し支えないな、これは。
寒空の下震えながら電車を待つ間遠く離れた八王子駅では、エスト(250)さんが後ろを振り向くとクマヘ(52)さんがいた、という怪奇事件が発生していたがそれはまた別の話。
1/9 7:30 新幹線
長い長い新幹線の旅。
エスト(250)さんの粋な計らいによりマナの泉(意訳:コンセント)の近くに指定席をとることが出来た我々は二人は早速ノートPCを広げてTwitterにIRC。ゅん(807)さんはオライリーの技術本を開く。安心の光景。
まったりとくつろいでいると幹事カリア(95)さんもとい魔王様より「捕捉完了」と発言がTwitterにpostされる。
「え、あれ……? 今って七時半…」
「というか今日のオフの幹事なのに……」
オフの日であろうとなんであろうと、捕捉はきっちりと行う。
魔王様の根性に改めて戦慄を覚える我々。
1/9 9:30 やっぱり新幹線
「そういえば…」
「ん?」
「この電車、オフに参加する人が5人も乗っていた気がする(残り二人は別車両)」
「関東組6人のうち5人が同じ電車か…」
「そもそも広島のオフなのに参加者14人中6人が関東って…」
三連休のおかげだ、と思うがそういう問題でもない気がする。(何せ往復だけで4万円弱かかる)
皆パワフルだなぁ。
新幹線が米原市に入る長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。思いもよらぬ銀景色に感嘆の声を上げる我ら。東京、横浜で今年はまだ雪が降ってない(はず)ので、素直にうれしくなる。新大阪に近づくにつれ、雪は少なくなっていったが。
新幹線はやがて新大阪を経て、いよいよ西へと進んでいく。
個人的に、国内で行ったことがある最南端が大阪であったため、ここから先は完全に未知の領域。
今回のオフ企画が無ければまず行かなかったであろう地なだけに、本当に魔王様には感謝が絶えない。
さあ、いざゆかん中国地方へ! どんな事態が起きようとも、全て覚悟の上!
…と決意表明をTwitterで行おうとした矢先。
「ちなみにこのあたりに入ると、新幹線はトンネルだらけになるよ。(電波が入らなくなるよ)」
それは想定外。
大人しくPCを仕舞い込む…わけもなく、暫くの間ネットにアクセス出来ないものかと悪あがき。だめでした。
しばし睡眠と覚醒の間をうろうろ。
「次は広島〜…」
あれよあれよという間に、遥か西の国へと辿り着いた。
1/9 10:30 広島駅
いよいよ広島だ―――
とは言うものの、駅の形が関東と極端に変わるわけでもなし。まだまだ遠くへ来たという実感は無い。
とりあえず集合場所へ急ぐ。
ついに魔王様と邂逅。初めまして。いつもお世話になっております。サインください。
集合時間を前に、あれよあれよと集合場所に集まる参加者。
初対面の人が実に多く久々にオフらしいオフである……と言いたいところだが。
あ、ソフィさんこんにちは。…あれ、ソフィ(1247)さんはどちらのお住まいだったかしら… 日本中のオフに参加している気が、する。
「自己紹介はどうしましょう…?」
「とりあえず、後で食事がてら」
メンバーが揃ったところで、早速第一目的の牡蠣を食べに移動開始。なれない長時間電車でお腹が空いてしまった。
1/9 11:30 前空駅
「え!? SUICAが広島で使えるだと!?」
と、(ある意味)田舎者根性丸出しな感想を私が発しながら、一同はJR前空駅に移動。数駅広島駅から離れただけではあるが、比較的落ち着いた雰囲気の駅と駅前であった。
そして駅の時刻表がとても寂しい(本数が少ない)ことに気がつく。
「うちの地元の駅なんて一時間に1本だけだよー」
「なんか一日一本もないバス停があるらしいぞ…」
地元の自慢合戦が始まる。私の地元の一時間に電車2本も大概だと思ったが、上には上がいた。
この後は、しばし風景とお喋りを楽しみながら目的の店へぞろぞろ歩く。
この日は天気も良く、気温もそれほど低くはなかった。実に過ごしやすい気候である。
…こうやって写真を撮っていると、ちゃんとしたカメラが欲しくなる。ただT-01AさんのカメラであればTwitPicやTwitterに直接投稿が(日本全国どこででも)できる利点もある。ケースバイケースかな。
1/9 11:40 カキの館 寺岩
店に着いた。
行った店はこちら
「きゃあ!」
そんな感じの突然の悲鳴が、店の外にまで響いてくる。
ガラス張りになっている店内で身を引いている数名の客。
「……今のが牡蠣の爆発か」
魔王様の牡蠣オフ掲示板に注意書きを思い出す。牡蠣は爆発物、と。いやしかしまさかここまでとは―――
身を構える一同。(私の想像)
覚悟を決め、網二つを取り囲む12名。
たぬき(219)さんが皆に紙の前掛けを配ってくれる。準備が良すぎる…! 牡蠣が爆発してもいい服ではあったが、一張羅なのには変わらない。頂くことに。
どやどやと席について皿と箸を配っていると、バケツたっぷりの牡蠣を店の子(文字通り)が運んできてくれた。
どじゃん。
山のような牡蠣。
たぬき(219)さんが慣れた手つきでほいほいと金網に牡蠣を乗せる。
火が通りやすいのか、さほど間を置かず牡蠣の殻の隙間から湯気が立ちのぼり始める。…なるほど、隙間が狭くて”爆発”しやすい構造だこれは…。
やっぱりたぬき(219)さんに牡蠣を開けてもらう。慣れた人が一人は必要とは聞いていたが、確かにこれは初心者同士では途方に暮れてしまうだろう。「自己責任でお願いします。」と店に貼ってあった物騒な注意書きの意味がなんとなく分かった。
さてお味の方は…
絶品 の一言。
全ての牡蠣を過去にする というどこかで聞いたことのある文句が浮かんだぐらい、美味しい。何も付けなくてもいけるが、レモンをかけた汁と一緒に食べるとさらに素晴らしい。けっこうな塩味であるが、全く気にならない。
写真撮影:くろ(1940)さん
何より嬉しいのは、がつがつ食べられること。料理のコースについてくるような牡蠣は大抵一つ二つ程度なので、こうもたくさん食べた経験は生まれて初めてじゃないかな…?
ビール(昼間っからだが)を片手に牡蠣フライや牡蠣飯などを食べる。本当に牡蠣尽くしであった。
写真撮影:くろ(1940)さん
先ほどから写真撮影がくろ(1940)さんとなっているのは、私が食べるのに夢中で写真を全くとっていなかったため。ありがとうございます…!
ここで自己紹介タイム。
偽島オフの自己紹介はなりすまし・美化・様々なフラグ立て、と大抵酷い(褒め言葉)ものになると相場が決まっているものだが、私を含め皆料理に夢中なのかそれなりに真面目なものとなった。美味しいからこれは仕方ない。
次々と牡蠣料理を口に運んでいると……
バァン! と大きな音。
ついに牡蠣の一つが爆発―――するかのように汁が飛び散る。EVAが足らず皆直撃を受けるものの、シールドの付加(前掛け)がしてあったため、大体の人は無傷である。
しかし隣の網を囲んでいたゅん(807)さんの横っ腹に直撃。
「正面はガードしてあるけど、側面は無防備だった」
「側面からだと1.5倍ダメージか…」
何の話だろう。
せっせと食べて、せっせと飲んで。
ごちそうさまでした。
1/9 13:20JR宮島口
JR前空駅からJR宮島口へと移動。
穴子飯(弁当)購入するべく魔王様とが店の中へ。
「(他の幹事についていって)先に行っていて下さい」
「じゃあ、私が話し相手に残りましょう」
と魔王様の身辺警護を買って出る京華(1675)ちゃんの関係者さん。妖精と女の子じゃではさらに身辺警護が必要だと思ったが、一人くらいしか男(のキャラ)がいないことを思い出したので、ツッコむまいと思った。酒の席でネタにする。
鳥居を見つつ、広電の入り口へ移動。
券売機には【広島市内 一律270円】と書かれている。
「安っ…」
「広島市内間だと一律150円だよ」
JR東日本も見習って欲しいところである。
改札機が全て封印(シールなどが貼ってある)されて素通り出来るところを見ると、何か大々的な運賃変更でもあったのだろうか、と思う。
電車でゆらり。
一眠りする人や、お喋りを楽しむ一時間。私は無論後者でした。
1/9 14:30 ビリーザキッド流川店
広島市の市街地に入る。
いつの間にか車道と併走して電車が走っているかと思えば、電車が道路を走っていた。今まで路面電車に乗った記憶が無かったので一人密かに興奮。
カラオケに飲食物の持ち込みが可(なんて心が広い…)ということで、一同コンビニで飲み物を買込む。のど飴を買うゅん(807)さん。後でお世話になります、それ。
当然この大所帯が一つの部屋に入ることは出来ないので、人数を半々に分け2部屋に入ることに。それぞれ機種はDAMとJOYであった。私はJOYの部屋を選択。深い意味はない。
腰を落ち着けたところで、お土産タイム。それぞれ持参してきたお土産をばらばらとテーブルに広げる。お菓子、お菓子、またお菓子… あっという間に山盛り。
「これ、食べきれるの…?」
「ここで食べきらないと荷物になる」
ごもっとも。私は馬車道十番街(横濱十番街)のビスカウト。横浜土産の定番の一つだ。
隣の部屋にもお土産を渡しに行ったが、同じようにテーブルの上は山のようなお土産が積まれている状況であった。
いよいよカラオケタイム―――
選曲については深くは言うまい、というくらいの混沌とした選曲であった。
何せ一曲目に入った曲がVOCALOID。次もVOCALOID。次も…VOCALOID。男性も女性もみんなVOCALOID。その後もネタ曲が続きなかなかにぶっとんだ空間であった。(まさか”りんえー”で皆手を逆さに振るとは)
一通りネタ曲の嵐が吹き荒れると、まぁJPOPやらアニソンやらなんやらが続く。20年くらい前の曲も入ったり入らなかったりと、中々にノスタルジックな流れ。皆上手い。
「20年前って、1990年なんだよな…」
「80年代くらいの感覚だよね」
一方そのころ隣のDAM部屋では30年前の曲オンパレードだったそうだ。ついていけないと、何人か避難民がこちらの部屋に来る。
意外と年齢層が高いオフであった……
カラオケ途中、京華(1675)ちゃんがポメちゃんを広げてカタカタと選曲をメモり始めた。ま、まさかこんな場所で見かけるとは…ちょっと打たせてもらった良いですか? うわぁ、ありがとうございます。カタカタカタ。これは良い。でもぴーたんを買った私は…役割が被ってしまうので買えないのだ。とほほ…
皆たっぷりと歌って、声を張り上げて、カラオケ終了。お疲れ様でした。
―――たっぷりお土産も余った。皆でカバンに詰めて、別の機会に食べることに。
さぁ、いよいよお酒だ。
1/9 19:30 鉄板屋弁兵衛 八丁堀店
「はっけよーい」
「のこったー!」
というよつばと式乾杯が一部のテーブルで行われた、そんな飲み会。
魔王様のオフレポで
3テーブルある内の右は偽島の話、 真ん中は中立、左は下ネタ全開でした。 誰がどの席だったかは敢えて言いませn
との記載がありましたが、あえてこっそり公言致しますと
下ネタ全開は私のテーブルでした。
面子は4人。ファンファン(342)さんもといデストミー様、ウーシェ(1514)さん、京華(1675)ちゃん、私。
大変濃厚かつ有意義な意見交換を行えたと信じております。
…主に私が大変お見苦しい姿を晒してしまったことをこの場で陳謝させてください……
いや、とても会話が楽しくてテンションがただ上がりで…。
何を話していたのか、今となってはあまり定かではないが、まぁ中立テーブルまで汚染される勢いで下ネタ全開だった気がする。(魔王様が苦笑されていた…)
ビールがピッチャーで届くはしからぐいぐいと空ける京華(1675)ちゃんと私。
料理は旨いし酒も上手い。話も弾む。いやはや、最高じゃないか。
この二人がメインで酷い話をしていた気がするが、まぁ気のせいだ。
「え、前期傭兵さんだった魔女(292)さんが今店に到着!?」
「よし、総員敬礼だ!」
こんばんはー と魔女(292)さんが部屋に入ってくる。
「お疲れ様でありますっ!」
「ありますっ!」
「………」
まぁ、敬礼と言ってもこのテーブルだけだったのだが。
途中、くろ(1940)さんが隣に来てくれた。
いろいろと酷い誤解をしていたので、全力で謝罪した。当時の記憶が余り残っていない今でも、そこだけはしっかりと覚えている。ホントにごめんなさいね。あ、お話面白かったです。
出てくる料理はどれも美味しく、特に広島風お好み焼きは初めて食べたということもあり、東京で出てくるお好み焼きとは違うその味に驚く。魔王様、ナイス店選択です。
お好み焼きはもっとお腹一杯食べたいと思ったが、それは翌日かなうことになる。
どんちゃんわいわい。
食事と酒の場、終了。
1/9 22:00 アプラレシオ
漫画がたくさんあって、読み放題。飲み物飲み放題。シャワー・冷暖房完備。寝具完備。PC使い放題。ビリヤードまである。
そりゃ住み着く人もいるわな…というのが入店直後の感想。ここはいわゆるネカフェ。本日の寝床。ネットカフェというよりも寝カフェと言った方が相応しいかもしれない。
「皆さん、一人一部屋(ブース)です。朝9:00には大部屋に集合して下さい。寝坊しないでくださいね。私も起こしに行きます」
「はーい」
魔王様の采配。
「あ、ちえりんは私と同じ部屋でお願いします」
わぁい魔王様と同じ部屋♪
「ちなみに、私寝るのが早いので」
「………」
そうでした。まぁ私も疲れているので…。
大部屋に荷物を置き、散る面々。大体はビリヤードに向かったようだ。
魔王さま、くろ(1940)さん、ウー(1514)ちゃん、私の4人は大部屋に残ってリスゲオンをやることに。
ちゃんと説明しながらだと何時間もかかってしまう可能性があるので、宝玉カードを三枚に減らして、やり方を解説しつつプレイ。眠そうなウー(1514)ちゃん。眠そうな魔王さん。あ、私も眠いかも。
サクっとプレイを終わらして…多分24:00を回ったくらいで私と魔王様はダウン。おやすみなさい。
「ちえさん、起きられます?」
と、ウー(1514)ちゃんに心配される私。うー
「ちゃんと6:00に目覚まし時計はセットしましたから大丈夫、起きられます!」
フラグであった。
こうして魔王様と私は身を寄せ合って…もとい、同じ部屋で仲良く眠りに落ちていったのであった。
楽しい二日間は、オフはまだまだ続く。
―――後半へ続く